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【キャラクターデザイン】

 いわゆるキャラデザです。
 ネームを描いたあとにデザインしてもかまいませんが、ネームの前にデザインをしておくと、ネームを細かく描きやすいという利点があります。
 キャラ設定を元に、設定画をまとめて描いていきます。
 しっかり描いておかないと、下描きをするときに困ることになります。
 基本的には鉛筆描きで大丈夫です。

 キャラデザと同時に、漫画の舞台となる場所の、背景や登場する道具などのデザインもやって、設定画を作っておきます。
 舞台背景の設定画などと呼ばれます。

 上のような設定画をまとめたものを、設定表と言います。
 ファイリングして一まとめにし、下描きを描く時などに利用してください。


○顔や髪型、身長や体型
 主要なキャラクターの基本的なデザインを行います。
 特に顔のパーツと髪型には注意しないと、顔のアップになったときに見分けがつかなくなってしまいます。
 さらに言うならば、目と前髪は人物ごとに絶対に変化をつけてください。
 体型は、特に男女の違いはちゃんと分けてください。

○服装と所持品
 服装はキャラクターの個性を表すためにすごく重要になります。
 性格と服装などの印象を一致させることで、キャラクターを表現するとわかりやすくて良いでしょう。
 現実では、必ずしも外見と中身が一致するとは限りません。ただし漫画では、外見と中身を合わせることによって個性をより強調することができ、効果的です。
 何かひとつ印象的な所持品を持たせることで、キャラを立てることも考えてみてください。

○喜怒哀楽の表情、ポーズ
 主なキャラクターの喜怒哀楽の表情の他に、ギャグ顔やシリアス顔など、いくつかの表情を並べて描いておきます。生んだばかりのキャラクターの絵は、少々不安定なこともありますし、練習のためにも描いておいてください。
 普段の立ち姿などにも個性を持たせるようにすると、キャラクターが引き立ちます。
 決めポーズなどもあれば、面白さが増すかもしれません。

  • 簡単なキャラクター設定画の例 サンプル作品より
     ./img/howto/ebmemo02.gif
    ※一応これとは別に、ちゃんとした服装や所持品の設定画があります。ラフです。

○全登場人物の比較表
 身長を比べるためと、それぞれの区別がつくかどうか、ある程度の統一感があるかどうかなどをチェックするためです。
 個々のキャラデザの最終テストのようなものですので、役に立つかどうかはさておき、とりあえず描いてみるだけ描いてみてください。
 ここでは鉛筆書きで終わらせず、ペン入れ、ベタまで、もしくは時間を取れるならばトーンまで完全にやっても良いと思います。そうすればキャラクター比較表のできあがりです。

○舞台背景
 登場人物たちが活躍する舞台となる場所の設定画を描きます。
 まだ完璧に描く必要はないですから、だいたいどんな感じのところが舞台となるかをざっと描いてください。
 もちろん、詳しければその方がいいです。
 学校だとか、主人公の部屋だとか、そういったものです。
 そこに登場人物などを簡単に描いてみて、違和感がないかどうかなどをチェックしてみてください。
 この舞台設定に合わせて、あとで写真資料を集めたりします。

  • 簡単な舞台設定画の例 サンプル作品より
     ./img/howto/ebmemo04.gif

○ファイリング
 すべての設定画を集めて、ひとつにファイルします。
 最初から切り離しの出来るレポート用紙に書いておいてまとめたり、1冊のノートに順序よく書いていったり、バラバラに作った設定画をコピーなどを使ってひとつにまとめたりしてください。
 全体として基本的な設定資料になります。
 あとで何度か使うこともあるでしょうから、きっちりまとめておいた方が良いです。



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